介護職の転職ガイド | 介護福祉士、ケアマネージャー、社会福祉士などの介護職員が転職で失敗しないために!

【介護職の転職】転職はどれだけ準備できたかで決まる!

介護の転職

介護職の転職で失敗しないために大切なこと

今の職場に不満があって「今までに何度も辞めたい」「転職したい」と考えたことはありませんか?

転職の一番のメリットは【人間関係をリセット】できること。

そして、新しい施設で新しいポジションを手に入れられることです。
もちろん、逆に責任ある立場から開放されたくて転職をする人もいます。

転職で最も大切なのは、自分の【今の不満を解消】して【理想とする生活】を手に入れることです。

介護業界は人手不足なのに、なかなか正社員で内定がとれずにずるずると転職活動が長引いてしまうことがあります。

逆にブランクがあったり業界未経験でも正社員として採用される人もいます。

その違いは何だと思いますか?
それは「どれだけ準備をしていたか」たったこれだけなんです。

手を抜かずしっかりと準備しただけで、次のような条件で転職できた人もたくさんいます。

●年間休日120日以上、月収25万円以上の条件で転職できた。

未経験(派遣や契約社員・ブランクあり)でも正社員として採用された。

●目指していたポジション(ケアマネージャー、サービス提供責任者、施設長)になれた。

 

後悔しない転職のために

転職したあとに後悔する人がいます。
一般の会社だって、新卒が3年で3割が辞めると言われている今のご時世です。

中には、焦って転職活動をしてしまったために、

「この転職は失敗だった」
「ブラックすぎてもう辞めたい」
「聞いていた条件と全然違う」
「こんなはずじゃなかった(前の職場の方がマシ)」

と後悔してしまう人も少なくありません。

どうしてだと思いますか?

後悔してしまう理由は、
自分が「受け入れられること」と「受け入れられないこと」をはっきりさせてないからです。

自分の希望(ライフスタイル)に応じて、パート・アルバイトなどで週3日だけ働きたい(扶養の範囲)場合もあるでしょう。

正社員になることを優先したい場合もあれば、自分が身につけたいスキルやポジションを獲得するために転職する場合もあります。

トレードオフ(時間が大事か、お金が大事か)

お金が全てではありませんが、やはり生活するために大切な要素の1つです。

給料UPをを最優先で転職先を探すこともできれば、自分のキャリアアップを目指す人いまよりもっと高齢者(利用者)と向き合うことを優先したいと考える人もいます。

この場合は、株式会社(売上や利益の追求)を選ぶか、社会福祉法人(福祉・理念の追求)を選ぶかというように、選ぶ法人の種類も変わってきます。

株式会社であれば、エリアの拡大で新しい施設やサービスを出してシェアの拡大をしていきます。
プレーヤーとしてマネージャーとして経験と実績を重ねることで「事業部の責任者」や「将来の経営者(幹部や役員)」を狙うこともできます。

ポジションが上になれば上になるほど、チームを率いて会社の掲げる目標数字を達成していく責任を背負いますが、そのストレスとやりがいに応じた給料を獲得することができます。

部長クラスでも年収600万や800万などはよくありますし、役員までになれば年収1000万超も普通にありえる世界です。

少し極端ではありますが、同じ介護業界でも、
今からの転職でどのような道を選ぶかで5年後、10年後の生活はガラッと変わってしまうのです。

自分が「受け入れられること」と「受け入れられないこと」、何を優先して転職をするか、しっかり自分と向き合うことが大切です。

これも大切な準備の一つです。改めて見つめなおしてみましょう。

介護の現場の離職する原因は?

介護職が辞める理由は、

「給料が安い」
「将来が不安(ベースアップや給料UPが望めない)」
「人手不足で忙し過ぎる」
「肉体的な負担(夜勤、怪我や腰痛など)」
「利用者との関係(暴力やコミュニケーション)」
「上司との関係」
「同僚との関係」
「部下との関係」となっています。

介護 離職理由出典:けあともより

つまり、転職を考える理由として「給料を上げたい」「忙しすぎない職場・施設」「人間関係のよい施設・職場」を大切にしたいと考える人が多い傾向にあります。

これらの他にも転職して不満につながりやすい要因は、下記などです。

  • 研修が少ない(キャリアアップやスキルアップの機会)
  • やったことがない業務をやらされる(上司が丸投げしてくる)
  • 思っていた職場と違った
  • 面接で聞いていた条件と違いすぎる

 

良くない施設・職場を見極める7つのポイント

良くない施設や職場を見極めるポイントがあります。

7つ全てを満たさなくても良いですが、いくつか気になる、違和感があるようなら「良くない施設なのでは?」と警戒したほうがいいかもしれません。

「求人情報」でみるべき3つのポイント
1.在籍している職員の数に対して、募集人数(採用人数)が多過ぎないか?

2.求人の募集を頻繁にしていないか?(ずっと採用し続けていないか?)

3.周辺の事業所と比べて、条件が高すぎたり低すぎたりしないか?
  (給与が高すぎる、年間休日数が少なすぎる、など)

「面接・見学」の時に見極める4つのポイント
4.職員間の笑顔や仕事に余裕はあるか?(疲労してないか?)
  職員同士のコミュニケーションは活発か?

5.面接が短か過ぎないか?表面的な話で儀式のようではないか?

6.清潔感や整理整頓はできているか、臭いが気にならないか?

7.施設長・管理者・リーダーは信頼できそうか?一緒に働きたいか?

そして、ブラックな施設を選んでしまわないためにオススメなのが、第三者である転職エージェントに施設の情報をもらうことです。

求職者や施設利用者向けの情報には良いことしか書いていません。
表向きの情報や、その瞬間の印象だけで判断してしまっては取り返しの付かないことになってしまうこともあるんです。

求人情報でみるべき3つのポイント

1.在籍している職員の数に対して、募集人数(採用人数)が多過ぎないか?

2.求人の募集を年中していないか?

3.周辺の事業所と比べて、条件が高すぎたり低すぎたりしないか?
  (給与が高すぎる、年間休日数が少なすぎる、など)

例えば35人の職員なのに、10名の募集をしている求人情報があったとしたら、怪しいと思いませんか?

ハローワークや求人サイトを見ていると年中募集を出している施設もあります。

実は、欲しい人数が集められていない施設が多いということです。

大量の退職者がでてしまっていたり(待遇が悪かったり、管理者と衝突して集団で辞めてしまうことがあります)入ってもすぐ辞めて定着しないために、余裕を持って補充したいなど、危険なサインです。

ある有料老人ホームでは、経営者と折が合わずに看護師が3人同時にやめてしまって運営が危うくなってしまったこともありました。

あまりに給料が高すぎる求人情報や年間休日が少なすぎる求人情報にも注意が必要です。

給料を高く提示していても、実際にはその金額をもらえないケースが多かったりします。

 

そうなんです。ただ、人を早く補充したくて好条件を提示しているだけの施設もあるのです。

これが「面接で聞いた条件と違う」となる一番の原因の1つです。

年間の休日ですが、厚生労働省の調査結果(平成26年就労条件総合調査 年間休日総数の医療・福祉を参照)では、介護業界の平均は109.2日が平均値です。
(平均値が高い業種は情報通信や金融業は120日、低い業種は宿泊・飲食業で93.5日です。)

有給を含まずに、年間110日以上であれば常識的であると考えて大丈夫です。

面接・見学の時に見極める4つのポイント

4.職員間の笑顔や仕事に余裕はあるか?(疲労してないか?)
  職員同士のコミュニケーションは活発か?

5.面接が短か過ぎないか?表面的な話で儀式のようではないか?

6.清潔感や整理整頓の程度、臭いが気にならないか?

7.施設長・管理者・リーダーは信頼できそうか?

良い施設かどうかを見るのに、将来自分がその中で働くのですから、外向きではなく内向きの雰囲気を見る必要があります。

その1つが、職員の表情(忙しさの度合い)と職員同士のコミュニケーションの良好さです。

あまりにも、職員同士の笑顔や会話が少ない(ギスギスしている)、慌ただしく駆けまわっている、余裕がなさそう、口調が乱暴、この兆候を見逃してはいけません。

生産的で良好な組織の特徴の1つに「従業員が言いたいことを言える雰囲気」というものがあります。

コンプライアンスを守っている、ハラスメント(セクハラ・パワハラ)が無いのは当たり前ですが、あまりにも閉塞的な施設や組織の文化の中では、良い介護サービスの提供ができるはずもありません。

介護職員にストレスが溜まりすぎていたり、窮屈過ぎる労働環境では、虐待やいじめなど、ヒヤリハットどころか重大な事件や事故を起こしかねない環境であるともいえます。

緊張してしまう面接ですが、やはり落とし穴があります。

それは、3〜4の質問や確認だけで「いつから働けますか?」とすぐに、内定が出てしまう施設です。

一見、内定が出てよかったと嬉しいのですが、ちょっと待って下さい。

面接は、施設が自分を選ぶだけの場ではありません。
自分が働くべき施設(職場)、そして上司や同僚を見定める大切な機会です。

また、面接の場では労働条件や福利厚生などしっかりと聞いておくことが大切です。
確認せずに自分の勝手な思い込みで、転職後に思っていたのと違うと後悔しないように、聞くべきことは自分のために聞いておきましょう。

施設が掲げている運営方針にそった職員の働き方ができているか、面接官の説明を鵜呑みにせずに自分の目で見てください。

施設が掲げている運営方針にそった職員の働き方ができているか、面接官の説明を鵜呑みにせずに自分の目で見て、できれば同僚となるかもしれないスタッフに2〜3質問してみてください。

 

良い施設の求人をどうやって探せばよいか?

介護の仕事を探すときに、たくさんの求人があります。

求人情報はハローワーク、求人のフリーペーパー、求人サイト(転職サイト)など、いろいろ探す方法があります。

たくさんある求人のなかで、どうやって良い施設に出会えばよいでしょうか?

たくさん求人がある中で、ブラックな施設ではなく自分にあう施設(求人)に出会うにはどうしたら良いでしょうか?

 

良い条件の施設や求人を探すにはどうしたら良いと思いますか?

 

それは、求人を出す側の立場で考えてみると見えてきます。

介護の求人ですが、施設によっては金銭的に厳しく、慢性的に人手が足りないのに採用にかけられるお金もないというところがあります。

「採用しても長く続かない」 
→「募集をしてもあつまらない」
→「経営状態が厳しく、採用にお金かけられない」
→「安い給料でしか募集できない」
→「採用しても長く続かない」

・・・・と悪循環に陥っているところもあります。

このような、よくないスパイラルにはいってしまっているのは、小規模な介護施設が多、2015年も小規模な介護施設の倒産が増加傾向になってる現実があります。
(※東京商工リサーチの2015年「老人福祉・介護事業」の倒産状況より

そして、残念なことに無料で求職者を募集できるハローワークに、このような採用にお金をかけられない施設が年中求人を出している事が多いです。

 

逆に、経営状態がよくより良い人材を集めてしっかりと教育をして、よい介護サービスを提供しようとする施設や会社もあります。

最近では転職フェアなどに、介護施設や事業会社がブースをだして採用に力を入れ始めています。

オススメは、採用」や「従業員の教育」にしっかりとお金をかけられる会社を探すということです。

転職といえばテレビCMでもおなじみの「マイナビ(医療介護の転職)」「リクナビNEXT」や「DODA」「エン転職」などが有名ですが、介護に特化している転職サービスをお勧めします。

それが「介護専門の転職支援サイト」なのです。
もしかしたら初めて目にするサービスや会社名かもしれません。

でもご安心ください、このサイトで最も利用者と満足が高くて信頼できるサービスを紹介します。

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ケアマネジャー、生活相談員、介護事務、管理職
施設タイプ有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、
ケアハウス、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、
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ケアマネジャー、生活相談員、介護事務、管理職
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