「介護施設の種類」と「働きやすさとデメリット」

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就職するときや転職の時に、「自分にはどんな施設が合うんだろう?」そう思ったことはありませんか?

施設形態によって大きく働き方が違いますので、自分の希望にあった施設の形態を見なおしてみてはいかがでしょうか?

施設によって、求められるスキルや学べるスキル、接することができる高齢者(要介護の違い)が違ったり、1人1人に向き合うのか、あまり向き合わずに決められた業務を時間内にこなすのか、医師や看護師が直ぐ側にいる環境かそうでないかなど、だけでも違いがあります。

もちろん、夜勤の有無もありますので、施設の種類によって給料も異なっています。

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介護施設の特徴と働きやすさ

ここでは、施設ごとの特徴と働きやすさ(メリットとデメリット)をまとめています。

自分がやりたいことができる施設の種類を選ぶという方法でもいいですし、逆に「やりたくないこと・苦手なこと」をやらなくてもいい施設の種類を選ぶという方法もあります。

①特養(介護老人福祉施設、特別養護老人ホーム)

特徴

身体や精神に障がいがあり、家庭での介護が難しい人(65歳以上の要介護者)を長期的視野で介護を提供する施設。

社会福祉法人や地方自治体によって運営されている公的な介護施設です。

働きやすさ

入居者は要介護度3以上のみ(2015年度の介護保険法の改正)

医師、看護師が常勤しているため、医療的な不安がない
介護度の高い方が多いため、技術が高まる
長期的なケア提供が可能

提供される介護サービスは、食事介助、排泄介助、入浴介助などの一般的な身体介護に加え、機能訓練やレクリエーションといったことも含まれます。

デメリット 意識、意欲を高く保てないとルーチンワークになりやすい

②老健(介護老人保健施設)

特徴 入院の必要がなくなり マヒや怪我の症状が安定した高齢者(65歳以上の要介護者)を自宅復帰できるよう 短期的~中期的にケアする施設。
※3カ月、6カ月の単位で入所する施設。自宅に戻ることが前提となっています。
働きやすさ

機能回復を目指した介護を行う
重度の認知症高齢者や寝たきりの高齢者は入居していない
快復(もしくは維持)への変化が実感できる
多くの職種のスタッフがいるため、ケアへの多様なアプローチが学べる

デメリット 医療職(医師・看護師)が主導権を持ち、介護職は補佐的役割となる施設も多い
どのような介護でも、他施設に比べ全て自立に繋げるよう考えられているので、ケアに対してやや異なる意識の持ち方も必要 

③グループホーム

特徴

要介護度1以上で、認知症状があり、 自分の身の回りのことは自分で出来るという高齢者が地域社会の中で共同生活を行う施設。

社会福祉法人や地方自治体などによって運営されており、認知症高齢者グループホームや認知症対応型共同生活介護とも呼ばれています。

スタッフは、積極的な介護提供を行うというよりは、入居者の苦手なことや出来ないことを助けるサポート役となります。

働きやすさ

少人数制(1ユニット9人以下)のため、変化に気付きやすい
施設でありながら、家庭的な雰囲気である
提供する介護ではなく、共に行う介護を学べる(家事支援も必須)
機能訓練やレクリエーションが充実している施設が多く、治療しながら自立支援に触れられる

デメリット 認知症状への理解度合いが低いと、適切な介護提供が困難
夜勤人員が少ないため、緊急対応時の判断力が求められる
少人数のため、人間関係が濃くなりがち

④有料老人ホーム

特徴

主に60歳以上の自立高齢者が生活をする施設です。

民間企業が最も多く参入しており、中にはホテル並みの接遇でサービスを行うホームもあります。

居条件や部屋タイプなどは、施設により大きく異なる。

働きやすさ 同僚のケアを学べる
昇給・昇格、キャリアプランなどが分かりやすく体系化されている場合が多く、将来的なビジョンを描きやすい
デメリット 会社により運営方針や目標が大きく異なる
時間に追われがち
大勢のスタッフと働くため、意見の相違などがストレスになることも
事業所方針により、営業的側面が強い場合もある

⑤サービス付き高齢者向け住宅(サ高住、サ付き)

特徴

一般賃貸住宅の内、主に60歳以上の自立高齢者の入居を主とする住宅です。

運営は民会事業者によって行われており、一般的な賃貸住宅と同様に全室個室で、各入居者は自立して生活をしています。

一般住宅のため、入居条件等は物件により異なります。

一般的な個宅タイプもあれば、キッチンやリビング、 浴室を共有にしているものなど色々あります。

1日3食の食事提供や見守り介護等の介護サービスが提供される施設もあります。

介護提供は訪問介護として行います。

働きやすさ 訪問宅が同一建物内のため、移動にデメリットがない
在宅でも、同僚が近くにいるから安心できる
基本的に見守り介護や生活支援のみしか行わない
デメリット 一般住宅のため訪問介護同様、個別にケアを行い、見えない時間もある
医療職(看護師等)は配置されない場合が多い

⑥高専賃・高優賃・高円賃(高齢者賃貸住宅)

特徴 一般賃貸住宅の内で60歳以上の自立高齢者の入居を主とした住宅です。
※2011年に法改正によりこの制度は廃止されています。
働きやすさ
デメリット −  

⑦訪問介護(ホームヘルプ)

特徴 自宅で生活をしている高齢者のご自宅に訪問し、その家庭のやり方にそって身体介護や生活援助を行う居宅介護サービスです。
※サービス提供は、原則ヘルパー1名で行います。
働きやすさ

「身体介護(食事、入浴、排泄)」「生活援助(食材の買い出しから調理、食器の片付け、掃除、洗濯など)」「通院等乗降介助(病院への通院やデイサービス等の通所の際にタクシーやバスの乗車や降車を手助けすること)」の3つ

一対一で介護が出来る
自宅近くで土地勘を活かしながら働ける
のびのびと時間単位で動ける

デメリット 介護が自己流になりやすい
各訪問先ごとにやり方が違う
一人で訪問するため、とっさのときに頼れる人が近くにいない(電話でしか指示を仰げない)
時間単位での給料となるため、フルタイムに比べて給与水準が低くなる傾向がある

⑧ショートステイ(短期入所生活介護)

特徴

自宅で生活をしながら、介護を受けている人に対し、 一時的な宿泊サービス提供する施設です。

主に特別養護老人ホームや有料老人ホームで運営されており、食事、入浴、排泄といった生活介助から、レクリエーション、機能訓練などが行われます。

働きやすさ 様々な状態の利用者に接することが出来る
介護の高い方は、比較的少ない
デメリット 一時利用のため継続した介護提供(観察含む)を行っていない場合が多く、状態把握が難しい
利用者入れ替わりのサイクルが早い(最長30日までの利用が原則)ため、事務処理が多い 

⑨デイサービス(通所介護)

特徴

自宅で生活をしながら、介護を受けている人に対し、日中の一時的なケアを提供する場所です。

社会福祉法人や民間業者によって運営されている居宅サービスです。

多くの施設で介護スタッフによる送迎サービスを行っています。
(採用条件に運転免許が求められることが多いです。)

働きやすさ 日中の勤務のみで、夜勤がない
日曜日が休みの施設が多い
レク中心、機能訓練中心など、施設により特徴がある
デメリット 曜日により利用者が異なるため、状態把握、報連相が重要

⑩地域密着サービス・小規模多機能型居宅介護施設

特徴 自宅で生活をしながら、介護を受けている人に対し、「通い」「泊まり」「訪問」の3種類を提供する施設です。
働きやすさ 在宅サービスでありながら24時間の状態把握が可能。
訪問看護、訪問リハなどとの組み合わせが可能となり、ケアの知識の幅が広がる
デメリット

利用者数が限定されている
在宅ながら夜勤がある
在宅ケアの全てを一括して担うため、一般的な施設以上にご家族との報連相が重要となり、情報の共有漏れの影響が大きい

現状の介護保険制度では、医療行為や感染症が不要といった最低限の基準しか設けらていないため、すでに破綻している事業所も少なくないと言われ、転職の際には必ず見学に行き現状を把握したうえで選択することを強くおすすめします。

⑪訪問入浴・巡回入浴

特徴

ご家庭の浴槽で入浴することが困難な方のご自宅に、専用の浴槽を積んだ入浴車で訪問して入浴を行うサービスです。

高齢者に限らず、重度障がい者へのサービスを提供している場合もあります。

※サービス提供は、原則3名1チーム(看護師、ヘルパー、オペレーター)で行うのが一般的です。

働きやすさ

日中の勤務のみで、夜勤がない

様々な状態の利用者に接することが出来る
介護の高い方は、比較的少ない

デメリット 曜日により利用者が異なるため、状態把握、報連相が重要

⑫病院(クリニック)

特徴

高齢者が多く入院・通院する病院での介護サービスを行っています。

1人に時間が取られる食事介助などはほとんどなく、着替え、おむつ交換、シーツ交換と、週1~2回の入浴介助などが中心です。

働きやすさ 医師、看護師が常勤しているため、医療的な不安がない
介護度がばらばらで、病気や怪我からの回復に主眼を置いている
デメリット

看護師の補助(看護助手:エイド)として強い上下関係の中で働くことになる

おむつ交換やシーツ交換といった介護業務はもちろん、たん吸引や胃ろう患者への食事対応も介護職が担当する場合がおおい。

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